健康食品の王様を紹介しないわけにはいかないでしょう。ここでは、肩こりの解消にも効果がある、納豆を紹介しましょう。
肩こり解消に効く王道、納豆
原材料費が高騰する今日でも、おサイフに優しい値段を維持し続け、素晴らしい栄養バランスでわたしたちの健康を保ってくれる、納豆。
最近では、ビューティー商品においても注目を浴びる栄養成分を豊かに含んでいる、納豆。
何しろ、ビタミンK、K2は野菜の5~10倍を含み、1日1パック食べるだけで十分なのです。
ビタミンK2はカルシウムが体内に取り込まれて骨になる過程で重要な栄養素(オステオカルシン)の働きを助けてくれます。人体にとってカルシウムがいかに重要かは言わずもがなでしょう。
このサイトの他のページでも紹介している納豆キナーゼが含まれていることは当然のこと、ビタミンB2や血液をサラサラにしてくれるリノール酸も多量に含まれています。納豆を食べるだけで、血液中の余分な脂肪分を取り除き、現代病の代表である動脈硬化や心筋梗塞を防ぐことができます。
加えて、細胞の老化を防ぎ、血管を若々しく保つビタミンEを多量に含む納豆は、肩こり解消にもってこいの食材であるのです。
納豆を食べよう
納豆はそのまま食べてもおいしいですが、納豆の苦手な人や、毎日そのまま食べ続けるのはちょっと・・・という人には他の食材と一緒にして、納豆料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
そこで大事なポイントがあります。納豆にはビタミンA、ビタミンCが含まれていないのです。ですから、納豆を食べるときはビタミンA・Cを含む食材と一緒にすることで、パーフェクトな栄養バランスとなるのです。
さらに、納豆の栄養分を代表するナットウキナーゼは熱に弱いので、納豆の効果を最大限発揮するためにはできるだけ生で食べましょう。そして、ナットウキナーゼの栄養持続時間が8時間というデータがあるので、朝食もしくは活動する前に食べると良いでしょう。
ビタミンAを多く含み納豆と一緒に食べておいしそうな食材の一例を挙げますと、しそ、モロヘイヤ、鶏卵(卵黄)、うずら、みつば、などがあります。
ビタミンCを多く含み納豆と一緒に食べておいしそうな食材の一例を挙げますと、ゆず(果皮)、レモン、かいわれだいこん、などがあります。
納豆の薬味でついてくる刻みネギはビタミンA・Cを含んでいます。
先人たちは科学的根拠がなくても、納豆とビタミンA・Cがベストパートナーであることを知っていたのかもしれません。
さらに、市販の納豆につきものの「からし」はビタミンA、B1、B2を含み血行改善作用がありますので、邪魔者扱いせず、召し上がってください。
納豆の選び方
無意識で行っているかもしれませんが、納豆は製造日が新しいものを選びましょう。納豆は、醗酵食品であり、けっして腐っているわけではないので、時間が経つと納豆菌の醗酵が進みます。醗酵が進むと、ネバネバがなくなり、変色してきます。購入後は早めに食べましょう。
そして、納豆にはひきわりという種類があります。ひきわりはつぶ納豆と製造方法が違うだけで栄養成分に違いはほとんどありません。ただ、皮を取り除いた豆を用いているので、食物繊維が少ないのですが、消化は良いようです。
風味もつぶと違うので、納豆を長く食べていくにはアクセントとしてひきわり納豆の日を入れてみるのもいいかもしれません。
とにかく納豆は食べた方が良いですよ。誰も、納豆の栄養の高さに疑問を持つ人はいないでしょう。納豆を食べて、健やかなカラダ作りをしましょう。