肩こり頭痛に効くオススメ解消法!

このサイトは、肩こりからくる頭痛に悩まされている方に、突発的や根本的な原因からくる肩こり頭痛を解消するオススメの方法を、人のタイプ別にどれが一番効くのかを紹介するサイトです。
HOME
メインカテゴリー
原因
そもそもコリとは? タコ解説
肩こり頭痛とはどんな症状? タコ解説
肩こり頭痛の原因 タコ解説
頭痛の原因 タコ解説
肩こりの原因 タコ解説
恐怖
肩こりの影響 タコ解説
肩こり頭痛の恐怖とは タコ解説
治る?治らない? タコ解説
解消法
頭痛の解消法 タコ解説
肩こりの解消法 タコ解説
根本治療
病院(整形外科)に行く タコ解説
生活習慣を改善する タコ解説
姿勢の改善 タコ解説
散歩をする タコ解説
食生活の改善 タコ解説
煙草はやめよう タコ解説
睡眠時間の改善 タコ解説
適正体重の維持 タコ解説
糖分・油を摂りすぎない タコ解説
サブカテゴリー
その他
浅沼先生の一問一答!
サイトについて
リンクについて
特選リンク集
サイトマップ

糖分・油を摂りすぎない

揚げ物

青魚食べてますか?

ここでは肩こりだけにとらわれず健康な体をつくるために重要な栄養素、糖分と油の働きを紹介していきましょう。

食生活の改善」でも現代人の乱れた食生活ついて簡単に触れていますが、今日世間一般に流通する加工食品の糖分と油の含有量は、人が健やかに生活するために必要とされる一日当たりの摂取量を大きくオーバーしています。

油は生命を維持するためのエネルギー源

油、つまり脂肪は発育成長および健康維持に欠かせない体組織構成物質である5大栄養素のひとつで、活動するためのエネルギー源であり、細胞膜や胆汁、さらに生理活性物質(ホルモン)を作る材料になり、皮膚に潤いを与えるなど、いろいろな働きをしてくれます。

また、糖分と違い蓄えられるエネルギー源ですから、ダイエットをしている人には目の敵にされがちな皮下脂肪は、エネルギー不足の非常事態時に使われるだけでなく、保温、体のクッションがわりになるなどに役立っています。

しかし、なぜ脂肪が目の敵にされるのでしょうか。

脂肪には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸という2種類に分別されます。そして、この2種類と深い関係を持つのが「コレステロール」です。コレステロールを、飽和脂肪酸は増やし、不飽和脂肪酸は減らします。

コレステロールの名誉回復

コレステロール。ダイエット中の人やダイエットを計画中の人は非常に敏感になるであろう、悪の親玉のようなイメージである化合物です。

しかし、コレステロールは悪の親玉ではなく、細胞、ホルモン、胆汁の材料となり、人が活動するためには欠かせないものです。さらに、コレステロールは食事だけで摂取されるわけではなく、体内でも作られています。

また、悪玉・善玉コレステロールと一般に呼称されていますが、正式にはそのようなものはなく、体の中で使われなかったコレステロールを回収する働きがあるHDLとコレステロールを全身に運ぶ働きがあるLDLがあるだけです。

悪玉・善玉とイメージの独り歩き

つまり、HDLが多いと血中のコレステロール量が一定に保たれ、LDLが多いと血中のコレステロール量が増加するので、HDLを善玉、LDLを悪玉としてわかりやすいように区別したのだと思われます。

しかし、善玉・悪玉と区別すると、悪玉を存在させている理由が見当たりませんが、HDLとLDLはバランスよく体内に存在しないと、血管のしなやかさが失われて、もろく、切れやすくなります。そうなると脳卒中になるなど身体に重大な影響を与えてしまうのです。

で?脂肪とコレステロールの関係って?

そのバランスをとるために一役担っているのが脂肪、とりわけ不飽和脂肪酸なのです。不飽和脂肪酸は一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸とさらに分類されます。

  • 不飽和脂肪酸 ∋ 一価不飽和脂肪酸
    • 一価不飽和脂肪酸はオレイン酸と呼ばれる、オリーブ油、なたね油、サフラワー油、米ぬか油などの植物油、に多く含まれています。
    • 一価不飽和脂肪酸の働きは血中のHDL(善玉)量を保ちながらLDL(悪玉)量を下げるとされています。
    • また、多価不飽和脂肪酸に比べると、酸化しにくい性質があり脂肪が動脈硬化の原因といわれる過酸化脂質に変化するのを抑制する働きがあるとされています。
  • 不飽和脂肪酸 ∋ 多価不飽和脂肪酸
    • 多価不飽和脂肪酸はリノール酸やリノレン酸と呼ばれる、とうもろこし油、大豆油、秋刀魚、イワシなど青魚、アボガドなど果実類に多く含まれています。
    • 多価不飽和脂肪酸を過剰摂取するとLDL(悪玉)量だけでなくHDL(善玉)量も減らすとされています。
    • また、多価不飽和脂肪酸は、酸化しやすい性質があり、酸化すると過酸化脂質に変化して動脈硬化を引き起こし老化が早まる原因の一つと考えられています。

多価不飽和脂肪酸の中でも、いわし、さば、あじ、さんまなどの青魚に多く含まれているものにエイコサペンタエン酸(EPA)とドコサヘキサエン酸(DHA)というものがあります。

EPAやDHAを一度は耳にしたことがあるでしょう?これらは中性脂肪を減らし、血栓を予防する働きをもっています。さらにEPAは血液をサラサラに、DHAは集中力や記憶力を高めるといった働きも持っています。

不飽和脂肪酸がこのような働きが出来るのは、常温での状態が液体を保ち固まりにくい性質を持つことが挙げられます。

逆に飽和脂肪酸の常温時は固体状態であるため、摂取したあと体内で固まりやすく血液をドロドロにし、中性脂肪やコレステロール値を上昇させてしまうのです。

ですが、現代人の食生活では飽和脂肪酸を過剰摂取してしまう環境になっています。そうであるなら、不飽和脂肪酸を意識して摂取して血中の油のバランス(飽和脂肪酸:一価脂肪酸:多価脂肪酸=3:4:3)を保ちましょう。

たとえば、夕食の場合、ご飯を主食にして、肉と魚を1日おきに、交互に摂るようにします。そして、揚げ物や炒め物、ドレッシングなどには植物油(サラダ油)を使います。そして、野菜類(緑黄色野菜や、繊維質の多いもの)を多めにすると油の過剰摂取を予防できます。

糖分のはたらき

糖分は速効性のエネルギー源です。短時間の激しい運動などに使われます。体内にはわずかしか存在せず、食事などによってのみ補給することが出来ます。

特に脳では血液中の糖質(ブドウ糖)だけがエネルギー源であるなど、人が活動するためには欠かせない栄養素とされます。

しかし、砂糖を含むお菓子や果物は糖質を吸収しやすく、糖分を過剰に摂取し血糖値を急激に上げると体に負担がかかります。

過剰に摂取された糖質はグリコーゲンという物質に変わり、肝臓や筋肉に貯蔵されます。その許容量が超えると中性脂肪となり、中性脂肪が増加するとメタボリックシンドロームや生活習慣病の原因となります。

食事はおいしく、たのしく

以上のように糖分と油は人間の活動には欠かせない栄養素ですが、過剰に摂取したり、摂取した分を使わなかったりすると体内に蓄積され、それが悪影響をもたらすことがあるのです。

ですから、栄養バランスのとれた食事を心がけ、量を腹八分目に抑えて、食べたら運動してカロリーを消費する、ということを確実に実行することで健康な体を作り出しましょう。そして、忘れてはならないのが、食事を愉しむことが大切です。

●「糖分・油を摂りすぎない」の関連ページ
肩こり頭痛に効くオススメ解消法! > 生活習慣を改善する > 糖分・油を摂りすぎない
PC | スマートフォン