肩こりの根本治療を目指したとき、病院に行き受診するという手段があります。
なぜなら、肩こりという呼称ではありますが病気(頸肩腕症候群と呼ぶ)には違いないので病院に行き診察をうけることはむしろ当然と言えるでしょう。
むしろ恥ずかしさや遠慮から症状を我慢して病院に行き診察を受けなかったことで致命的な問題を抱えてしまっては困ります。
病院に行き受診することが当然であるとご理解いただけたかと思います。しかし、次に受診科をどうするか悩まれるかもしれません。
肩こりの場合まずは整形外科に行き受診してください。
整形外科は、人体の骨・関節・筋肉等の運動器系を主に診療研究する外科学の一分野で、主な治療対象は、四肢、靭帯、末梢神経、筋肉や運動器(身体の芯になる骨・関節などの骨格系とそれを取り囲む筋肉やそれらを支配する神経系からなるもの)、脊椎に関わる臓器疾患や外傷疾患を扱っており、運動器機能の維持・改善の手助けと身体の活動が快適かつ活動的に過ごすことを目指す診療科です。
また大部分の疾患は、手術以外の治療法、運動療法や薬物療法などの保存療法(保存的治療)で治療しており、手術療法は適宜行っています。
つまり整形外科を受診したからといって、必ず手術をしなければならないわけではないのです。現在は肩こりに有効な治療法が色々ありますからね。
整形外科が施術する肩こりに有効な治療法とは、例えば牽引療法、温熱療法、薬物療法などなど、色々な治療法があります。
とはいえ、手術が必要になるという場合もありますから、どんな治療法で治すのが一番いいのか、ということを相談する意味でも一度整形外科を受診してみるというのは良いと思います。
病院(整形外科)に行って肩こりの治療を行いたいという方は是非是非参考にしてみてください。