肩コリーゼのような肩こりに悩む人へ、元気出していきましょうエーザイ㈱から販売されているナボリンS。
ホントに、肩こりが楽になって元気が出せるようになるのか!?
ここでは、肩こりに効く薬とされるナボリンSを紹介していきましょう。
ナボリンSは実際のところ、肩こり解消に効果が期待できるとして、たいへん有名なお薬です。それは、ナボリンSに配合されている成分に大きく関係しているからなのです。
ビタミン剤と呼んでもいいですか?
ナボリンSには、メコバラミンや葉酸、ビタミンB6、それに天然型ビタミンE(酢酸d-α-トコフェロール)、ビタミンB1誘導体のフルスルチアミン塩酸塩などが薬効成分として配合されています。
- メコバラミン(活性型ビタミンB12)
- 末梢神経の傷を修復
- 天然型ビタミンE
- 血行不良を改善
- ビタミンB1誘導体(フルスルチアミン塩酸塩)
- 筋肉の疲れを改善。ビタミンB1欠乏症の予防及び治療
- ビタミンB6
- 末梢神経の機能維持
ナボリンSは「肩こり解消に効く食事」や「肩こりに効くサプリメント」のページでも何度か紹介した栄養素がふんだんに入っているビタミン剤なのです。
さらに、天然型のビタミンE(酢酸d-α-トコフェロール)を配合していることに注目してください。
ビタミンEはより効果的な抗酸化作用をあらわす天然ビタミンEで摂取するほうがよいとされており、天然型ビタミンEはその次に効果が高く、そのぶん肩こりに効果が期待できるのではないでしょうか。
もんでも届かないコリに効くとは?
ナボリンSが末梢神経修復に効果が期待できるというので、末梢神経の修復について調べてみると、興味深いことがわかりました。
- 何も飲まない場合
- 1日1mm前後
- メコバラミンのみ
- 2mm前後(飲まない場合の2倍)
- ナボリンS(メコバラミン+葉酸)
- 4.4mm前後
末梢神経の修復を図る場合、何も飲まない(つまり自然治癒にまかせる)場合とナボリンSを服用する場合とでは、およそ4倍の修復能力の差が出るのです。
つまり、ナボリンSを服用すると、徒手療法ではあまり効果が期待できない、末梢神経に負担がかかる、圧迫される、傷ついたりすることが原因の肩こりには絶大な効果を期待できるのです。
ナボリンSが“もんでも届かないコリ”の解消を得意とする理由はこの点にあるのでしょう。
用法用量は必ず守る
これはナボリンSに限った話ではないのですが、やはり薬を飲む際には副作用に気を付ける必要があります。ナボリンSがビタミン剤といえど飲む際に注意することがあるのです。
ナボリンSの場合は、便秘や下痢、軟便などになる可能性があります。服用する際は、きちんと注意事項を把握し用法用量を守りましょう。
また、こればかりはどうしても仕方がない問題ですが、少々高めの価格設定となっているようです。
ナボリンSは末梢神経の傷や、血行不良が原因による肩こりや腰痛を緩和することに関しては効果を期待して問題のないお薬のようです。他の薬との飲み合わせに問題がほとんどないことも特長でしょう。
ただし、筋肉のこわばりが原因の肩こりにはあまり効果が期待できないようなので、そこには注意を払い、ナボリンSに肩こりを和らげて、元気を出してもらいましょう。