首筋のコリには飲んで、中から効いていく!!が売り文句の飲み薬、タケダが販売する「アクテージSN錠」。
ここでは肩こり解消のために飲む薬のうちアクテージSN錠を紹介していきましょう。
アクテージSN錠には肩こりに効く成分がたっぷり配合
アクテージSN錠は肩こりに有効でしょう。配合されている有効成分には、メコバラミンや葉酸、それに天然型ビタミンE、フルスルチアミン塩酸塩などが挙げられます。
末梢神経を修復させるために必要な有効成分がふんだんに配合されているというわけです。
有効成分をもうちょっと詳しく紹介
メコバラミンは、細胞の発育や機能を正常に保つのに必要で、傷ついた神経細胞の修復に関係のある働きをする活性型のビタミンB12のことです。
ふつうのビタミンB12に比べ、末梢神経に対する修復効果が高く、末梢性神経障害の治療に広く用いられているようです。
葉酸は、1944年に「ほうれん草」から発見されたビタミンBの一種(水溶性)で、細胞の分裂や成長に欠かせない成分です。とくに、赤血球を作るときにはこの葉酸が欠かせません。
そのため貧血に効くビタミンとしてご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最近では、末梢神経への修復作用が確認されたおかげで、末梢神経のキズが原因である場合の肩こりには効果を期待できる成分なのです。
葉酸とメコバラミンは互いに協力しあい、神経細胞のDNA合成を行い、傷ついた末梢神経を修復してくれます。他には、血液を作るなど人間が健康的に活動するためには欠かせない働きをしてくれます。
さらに、タケダが開発したフルスルチアミン塩酸塩(ビタミンB1誘導体)とメコバラミン(活性型ビタミンB12)、活性型ビタミンB6が加わり、肩や首筋のコリにより一層の効果を上げるとされます。
アクテージSN錠が「飲んで中から効いていく」という売り文句であるのは、徒手療法では届かない末梢神経を修復して肩や首筋のこりを治すからというわけなのです。
アクテージSN錠を飲む場合の注意
アクテージSN錠の対象年齢は15歳以上となっています。15歳未満の子供は服用することができませんから注意してください。
また、アクテージSN錠に限った話ではないのですが、薬に過剰な期待を持ちすぎない、ということが大事です。
肩こりに効果が期待できる成分をふんだんに配合しているとしても、効果には個人差がありますし、そもそも肩こりの原因が何によるものなのか、ということを考えて治療に臨んでください。
根本原因が解消されない限りは、一時肩こりが治ったと感じられても、すぐ肩こりに悩む日々に逆戻りということは往々にしてあるのです。
まずは肩こりの原因をつまびらかにして、日々の生活習慣を見直すところから始めましょう。そのことが肩こりを根本から解消するためには、効くと言われる薬を服用することよりもずっと重要なのです。