急な頭痛に襲われ、我慢できずくじけて負けそうなとき、即効性・持続性がありカバンの中に常備できる頭痛薬はそんなアナタの強い味方でしょう。
ここでは、錠剤の頭痛薬について紹介していきましょう。
急に頭痛になってしまった!!どうしよう?
頭痛薬は薬局で販売されています。しかし、思いもかけないタイミングで頭痛に襲われた時、薬局まで行き、薬を探し、購入し、服用して効果が表れるまでの時間を耐えられるでしょうか?頭痛薬を常備して、そんな我慢の時間とサヨナラすべきなのです。
一刻も早くツラい頭痛から解放されたくはありませんか?なら、その頭痛薬が即効作用があれば、なおよしではありませんか!
即効性があり常備薬として重宝される頭痛薬は数多く販売されています。そのような頭痛薬の大半はイブプロフェンという解熱作用・鎮痛作用をもつ薬剤成分が配合されていることをご存知でしたか?
イブプロフェンとは?
イブプロフェンは医療用医薬品として医療現場で使用されていましたが、市販薬に転用できるようにOTC(一般)医薬品に分類された成分で、プロピオン酸系非ステロイド抗炎症剤と呼ばれています。
熱を下げる(解熱)、痛みをとる(鎮痛)作用があり、さらに腫れをとる(抗炎症)作用においては解熱・鎮痛作用より強く働く点が特徴として挙げられます。
また、即効性があり、ごくまれに、発疹やかゆみなどの皮膚症状、頭痛やめまいといった神経症状、ぜんそくなどを招く場合があるようですが、副作用の少ない成分として知られています。
このイブプロフェンを配合した頭痛薬にはエスタックイブ、バファリン、ストナー、パブロン、ノーシン、ベンザブロック、ナロンエース、ブルフェンなどがあります。
飲んだけど効かない!なんで?
ただ、それらの薬には人それぞれ相性があり、「一番効き目がある頭痛薬はコレだ!!」と断言できないのが現状なのです。面倒であっても、自分と相性のよい頭痛薬を探し当てるには、効果のほどを試して確認するしかありません。
ただし、即効性を謳っていても、効き目の早さはどの頭痛薬も似たり寄ったりで、薬の効き始めが30分から1時間ぐらいはかかりますから、それまではツラい頭痛を我慢するしかないのです。
それじゃダメだ!もっと早く効いてくれなくちゃ!という方へ
そのような日本国内で市販されている頭痛薬より、即効性があり、使用する人を選ばず、効き目も強いイブプロフェン配合の頭痛薬が存在します。それが、アメリカで販売されている「アドヴィル」です。
痛み止めの最高傑作、アドヴィル
アドヴィルは非ステロイド、非ピリン系抗炎症・鎮痛・解熱剤です。炎症や発熱を引き起こすプロスタグランジン(PG)という物質の生合成を抑制して腫れや痛み、発熱を和らげます。アスピリンよりもずっと胃にやさしく、副作用が少ないとされています。
おそらく個人輸入でしか手に入らないアドヴィルを紹介するのには理由があります。
それは、アメリカ国内で生理痛・頭痛・関節痛などの痛み止めにおいて最高傑作であると賞賛され、「医師が推薦するNo.1の鎮痛剤」と呼ばれ、アメリカの家庭では必ず1本は常備されていると言っても過言ではないほど有名な、高品質で高い安全性を持ちあわせる頭痛薬であるからです。
頭痛や生理痛にはもちろんのこと、歯の痛みや背中の痛みなど、痛み全般に効果を発揮しますし、当然解熱作用もあります。市販の頭痛薬よりも多少高めの価格ですが、一度「アドヴィル」の即効性等を知ってしまうと、もう他の薬は使えなくなるかもしれません。
ただし、アメリカ人のような体格のよい人向けの用法用量ですので、日本人であればやや少なめで使用する方がよいでしょう。
これら常備できる頭痛薬(錠剤)を自分に合う薬に出会えるまで試してみてください。そして、突然の頭痛に襲われても大丈夫なようにカバンなどに忍ばせておいて、その時が来れば活躍してもらいましょう。
ただ、市販の頭痛薬はどれも対処療法ですので、根本治療を望むのであれば病院で医師と相談しましょう。