あなたは、名医や権威と呼ばれる医師の診断に疑問を持てますか?
ここではなぜ名医の診断に疑問を持つ必要があるのかを紹介していきましょう。
病院で行われる肩こり治療のうち、器具を使用する、薬の服用、注射、手術などを紹介してきました。
肩こりと侮るなかれ、治療をせず放っておいて症状が悪化すれば立派な病気になってしまいます。しかし、治療法の選択肢が複数あることにより、かえってどの治療法で肩こりを治療するのが最善であるのかが分からなくなってしまうこともあるかもしれません。
危険!!絶対にやってはいけない自己診断
だからこそ病院に行って診察をし、きちんとした検査をして原因を明るみにしてもらい、個々に合った治療方針を立ててもらうということが重要になるのです。
ネットや雑誌等の情報から自分で症状の診断をして、最適だと思い込んで間違った治療法を選択、実行してしまうと、取り返しのつかないことになってしまう可能性もあります。
自分勝手な判断よりも、診察をした医師に勧められた治療法だったら安心だといえます。ただ、忘れてはいけないことは、医者も人間だということです。診断を間違えてしまうことだってありますし、患者をミスリードする可能性もないとは言えません。
安心して治療するためのセカンドオピニオン
だからこそ病院で診察を受け治療方法を選択する場合に行ってほしいことがセカンドオピニオンの活用なのです。
セカンドオピニオンを簡単に説明すると、主治医以外の医師に求める意見や診断のことです。
医師によって症状に対する考え方が違ったり、施設によって行われる医療の質に差があったりするので、主治医と最善の治療法を選ぶために主治医以外の医師に意見と診断を求めるのです。
経験の豊富な医師であっても誤った診断を下す可能性がまったく無いとは言えません。一人では誤った診断の可能性があったとしても、複数の医師たちが全員誤診をする可能性はかなり低いはずです。
ですから、第三者の立場にある医師にも意見を聞くことで、主治医が出した診断と治療方針が患者にとって最善であるのかということを確認し、納得して治療することが出来るのです。
セカンドオピニオンによっては、主治医を変える可能性もありますが、患者にとって最善であることが重要だということを忘れてはいけません。
手術のときは積極的に活用せよ
セカンドオピニオンを最も活用していただきたいのが手術を行わなければならないと診断された場合です。
手術は出来ることなら可能な限り避けたい治療法です。検査結果から手術が選択された場合、石橋を叩いて渡るような慎重さを持って手術に踏み切る判断をすべきなのです。