ただひとえに肩こりと言っても、肩が重く感じる程度だけのこともあれば、時には激しい頭痛を伴うなど、症状は千差万別です。肩こりからくる頭痛に関しては、肩こり頭痛と呼ばれることもあり、この頭痛に苦しんでいる方が多くおられます。
ここでは肩こり頭痛について紹介していくとしましょう。
まず肩こり頭痛とはどのような症状なのでしょうか??
一般的に言われている肩こり頭痛とは、肩における筋肉の緊張、そのままですが、肩こりが原因で起こる頭痛のことで、風邪などで起きる感染症の頭痛とは異なります。
肩こり頭痛の特徴は、突発的に起こる頭痛とは異なり、慢性的な頭痛であり、痛みとしては圧迫感のある重たい痛みが長時間続きます。
例えるのであれば、「西遊記」の孫悟空の金輪を頭にはめられているようにギリギリと頭を締め付けられるような痛みですとか、じわーっとした痛み、どーんとした重い痛みなど、ごくごく軽度のモノから尋常ではない重度のモノまで肩こり頭痛が伴う痛みは様々あります。その上、この肩こり頭痛はすぐ終わる場合もあれば、ダラダラと長く続いてしまうことが多いのも特徴の一つです。
さらに、血管が脈打つかのようにズキズキする頭痛は片頭痛の特徴なのですが、肩こり頭痛においてもたまに同じ症状が現れることがあります。そのため、自分の頭痛の原因が片頭痛なのか肩こりからくるものなのか、はっきりしないということがあります。
この肩こり頭痛とは、緊張性頭痛とも呼ばれ、慢性の頭痛をお持ちの方の7割ぐらいがこの肩こり頭痛と言われています。ですから頭痛の要因として、最も一般的であるのが肩こり頭痛だと言えるでしょう。
たかが頭痛と思われるかもしれませんが、その頭痛のせいで日常生活を送ることが困難になることもありますし、時には非常に危険な状態になることもありますので、油断しないようにだけはしてくださいね。